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概要

協進エル

★ Whole Hide【ホウル ハイド】 (丸革)約460デシ前後★ Belly【ベリー】 (腹の部分) 約50デシ前後★ Back【バック】 (サイドからベリーを除いた部分)  約160デシ前後★ Side【サイド】 (半裁)  約230デシ前後★ Double Shoulder 【ダブル ショルダー】 (背の部分)約140デシ前後 ※半裁のものは、ショルダー、  バットと言う。★ Double Butt  【ダブル バット】 (お尻の部分)  約220デシ前後 ※ダブルベンズとも言う。[例]● リオショルダー=ダブルショルダー● サドルレザー=バット判● 牛タンロー=サイド(半裁)約250cm約120cm半裁 1枚(約230デシ)の大きさ※タンローとは、タンニン鞣しのローケツ用を省略した名称で、 主に北米産の原皮を鞣した革です。※タンロー以外の革は原厚からの漉き代が別途かかります。※革1枚の価格の目安は、デシ単価×平均デシになります。10cm10cm 1DS(デシ)革は〈10×10〉cm=1DSという単位で表記します。LEATHER STUDY NOTES レザースタディノートHide Divisions 牛革の部分名称と大きさ 牛タンロー「皮」から「革」へ馬革カーフキップカウハイドステアハイドブルハイド地生(じなま)ホースハイドコードバンピッグスキンワニ革トカゲ革ヘビ革シャークスキンエイスキン生後2年の牝牛の革。キメはなめらかで丈夫です。生後2年以上の去勢された牡牛の革。厚手で耐久性にもすぐれ最も多く使用されている革です。生後3 年以上の牡の成牛革です。繊維組織は粗く、丈夫で厚く、主に靴底、工業用革に使われます。日本国内産の革です。焼印がなく、傷も少ない。牛革よりも、柔らかく革の表面が滑らかです。馬の臀部の革、繊維が緻密で美しい光沢があります。世界中でも作っているタンナーが少なく貴重な高級革です。日本国内の自給革。摩擦に強く丈夫な繊維で手袋や裏用の革として、またスエードは発色が美しく人気です。シープは成羊の革。ラムは子羊の革です。薄く滑らかで柔らかく、衣料革として使われます。ゴートは成山羊、キッドは子山羊の革です。独特のシボがあり、風合いが良く丈夫です。ディアは薄くて柔らかく手触りが良いが傷の多い革。エルクは大鹿の革で、厚みもあります。クロコダイル、アリゲーター、カイマン等で、独特な美しい鱗(うろこ)模様をしています。種類も豊富で、爬虫類の中でもポピュラーな素材として人気のある革です。主流はニシキヘビ(パイソン)で、美しい連続した班模様が特徴です。独特のシボが美しいサメ革は、丈夫で耐久性にすぐれ使うほどにツヤが出ます。粒上の表面が硬くビーズのような光沢があり、水に強く傷つきにくい革。スティングレー、ガルーシャともいう。生後半年から2年くらいの革。カーフに次いで上質な革。150~200デシくらいで、カーフよりも厚みがあります。生後半年くらいの仔牛の革。キメが細かく柔らかい。銀付革大きさは約90~130デシ 高級革製品に使われる。ヌメ革ヌバック革スエード革ベロア革揉み革シュリンク革型押し革エナメル革ガラス革グレージング革オイルレザーブライドルレザー床革セーム革皮の表面のことを銀(吟)面といい、それを生かして仕上げたもっとも一般的な革です。タンニン鞣しで仕上げた革で、レザークラフトには欠かせない革です。牛革の銀面を目の細かいサンドペーパーで削って起毛させた革。毛足が短くキメが細かいのが特徴。子牛、山羊、羊、豚等の裏面を起毛させた革。ベルベットのように温かみのある肌触りが特徴です。主に成牛や中牛の床革を毛羽立たせた革で、スエードよりも起毛が粗く、毛足がやや長いのが特徴。革を揉んでシボ(しわ)をつけた革。主に水揉み、角揉み、八方揉みなどがあります。鞣しの工程で薬品を使って銀面を縮ませた革。革本来のシボが強調され、傷が目立ちにくくなります。プレス機で圧力をかけて加熱し、模様をつけた革です。エンボスレザーとも呼ばれています。鞣し工程でガラス板に貼って乾燥させ、銀面をペーパーでヤスってから合成樹脂で加工した革。カゼインやワックス等を塗布して、めのうやガラス、金属のローラーで強く摩擦を加えて銀面に光沢を出した革。鞣し段階又は後でオイルを含ませ、丈夫によりしなやかに仕上げた革。傷に強い特徴があります。タンニン鞣し後染色し、数ヶ月かけて蜜蝋を染み込ませた革。強い耐久性と蝋による美しいツヤが魅力。革の銀面を取り除いた後の革。貼り合わせて積み革としたり、最新の技術で加工してエコレザーとしても注目。鹿革を油で鞣した革。柔らかな手触りが特徴で洗濯もできます。メガネ拭きや洗車用に、インテリアの内張りにも適しています。クローム鞣しの革に合成樹脂の仕上げ剤を塗布した革。ツヤのある光沢感と硬質感が特徴で、水分を弾きます。動物の「皮」は「鞣し」の工程を加えて「革」になり、腐食から防ぎ有効利用できるようになります。革の鞣し方法は大きく分けると植物性のタンニン鞣しと鉱物性のクローム鞣し、両者の特長を生かした混合鞣しがあります。タンニン鞣しの代表的な革にはヌメ革やコードバン等があり、自然な風合いが見直され注目を集めています。又、可塑性にすぐれ経年変化も楽しめるので、レザークラフトには欠かせない革と言えます。クローム鞣しの革はソフトで伸縮性にすぐれ、発色も良く豊富な色が楽しめ、タンニン鞣しに比べ手間がかからず低コストという利点があります。混合鞣しはタンニン鞣しとクローム鞣しの特長を生かし、タンニンとクロームの割合を変えて鞣すことで用途に合わせた革が作れます。豚革羊革山羊革鹿革爬虫類革魚類革鞣し、染色加工、仕上げ方による分類革の種類牛革シープスキンラムスキンゴートスキンキッドスキンディアスキンエルクスキン2